明大前の駅前が随分変わったと、
書いてたライターさんがおいでになりましたが、
一本路地を入ると、まだ、昔ながらのお店も沢山あります。
紹介するのは『中華料理 香港』。場所は松原1丁目あたり。
明大前駅から1分かからない場所なので、
ぶらぶら駅周辺の散策がてら探してみてください。
女の子一人で入るのはちょっとね〜という店構えなのですが、
私はここの“野菜炒め”とピリ辛の“醤肉(ジャンロウ)麺”のファンで
足しげく通ってます。
“社長”と呼ばれてるお父さん(おそらくもう70過ぎ)と、
奥さんと、お兄さん(息子さん?)の3人で営業しているお店です。
野菜炒め定食は620円。麺類も600円くらいだったと思う。
今どき、この値段は安いでしょう。
でも、味、接客ともに「この値段でこれなら十分」と、
損した気にならないのが素敵です。
十名くらい座れるカウンターと、奥に座敷。
目の前で調理担当のお父さんが中華鍋を振るいます。
早いときは1,2分、お客がいっぱいでも5分程度で料理が出てきます。
このスピーディさも日々の食事には重要です。
お兄さんは基本的に接客担当。
とっても目の行き届いた客対応をしてくれます。
一度、お父さんが休憩にいっていて、
息子さんが野菜炒めを作ってくれたのですが、
同じ材料を、同じ鍋で炒めて、同じ調味料で仕上げてるのに
やっぱり、どこか味が違う。
もちろん、不味くないけど、なんか物足りない。
そこへお父さんが帰ってきて、別のお客さんがきたところ、
お父さんは、お水を出すのも、注文を聞くのも
手際があまりよろしくなく…。
挙句の果てに、掃除用のモップをお客さんの方に倒してしまいました。
お兄さん:「失礼しました。大丈夫でしたか?」
社長さん:「大丈夫。料理には入ってない」
お兄さん:「大丈夫って…。今、お客さんにモップ、ぶつかってたでしょう…」
そして、2人は選手交代。やっぱり、餅は餅屋。
微笑ましく思いました。
掲載日付:2007/09/08